部活動で県大会出場を目指す際に何からすべきかを後輩とともに認識できました
私は半年間で得ることのできたファシリテーションスキルを後輩の部活のミーティングに活用しました。私は沼津高専野球部のキャプテンをしていたので新チーム体制になった後輩のミーティングに参加する機会がありました。
ミーティングの際、監督の指示で秋季大会での目標、目標を達成するまでにどういうことをするのかを決めろと言われていました。新チーム最初のミーティングでこのようなことを話し合うのは難しく、上下関係のある運動部の下級生にとっては意見をだすことに慣れていない様子だったので大石先生から学んだファシリテーションスキルを活用しようと思いました。
多くの運動部の権力図は学年ごとにピラミッド型になっています。
1.2年生のミーティングで心配だったことは一人の意見が強すぎないかどうか。多くの意見が出るかどうか。途中で話が本題から離れていかないかどうかが考えられました。
私が一番最初にするべきだと考えたのは多くの人が意見を出しやすくするようなアイスブレイクをしました。私が行ったアイスブレイクの内容は私が下級生だったころの体験談をしました。それによって下級生のモチベーションを上げることが見込まれより良い雰囲気でミーティングに参加させることができるようになります。KTPのKeepの要素、良いモチベーションとTryの要素、多くの意見を出すが得られました。
話し合いがはじまると私が期待したどおりに多くの意見がでてきて出た意見に対しての自分自身の考えなどもでてきてアイスブレイクの効果が感じられました。何よりも私がうれしく感じたのは一年生からの意見が多く出たことです。
話し合いの結果、秋季大会の目標は県大会出場というようにきまりました。目標達成のためにどういった練習をするかどうか考える際、私はペイオフマトリクス法を使い出てきた意見をまとめてみることにしました。その際下級生にはこれまで先輩たちがしてこなかった練習や実現が難しくても自分たちが少しでもやりたいと思っている練習法やチームが抱えている問題など、目標達成のためにすべきことを多く出すようにと伝えておき多くの良い意見をえることができました。
ペイオフマトリクス法を用いた結果このようになりました。私が行ったペイオフマトリクスを見せた結果チームが県大会出場を目指す際に自分たちがどういうことからするべきかを認識することができました。やはり効果が大きく実現しやすいことからするべきではないかといった意見が多くあり監督に以上のようなことを報告することができました。
今回、下級生のミーティングでペイオフマトリクス法を用いた結果、目標達成のためにだされた多くの意見をまとめることができました。ペイオフマトリクスの図は見やすく説得力があるので今後の話し合いの場にも活用しようと思いました。自分がファシリテーターとなったときに初めてアイスブレイクの重要性がわかりました。今回私が行った進行順は以下の通りです。進行順も重要なファシリテーションスキルだとわかりました。